はじめに

有効成分フィナストリドを含むプロペシアを内服して発症する可能性がある副作用は様々です。

プロペシアは、他の薬に比べると副作用が出る可能性は少ないですが、知識を身に付けておけば、いざという時に焦らずに対処できます。

以下はプロペシアを服用した際の副作用になっています。

肝機能障害

肝臓は体の中の化学工場と呼ばれ、体外がら取り入れたまざまな栄養素を化学的に変化させる働きを持ちます。

その他の主な働きとして脂肪を消化するために必要な胆汁の生成や、タバコに含まれるニコチンやお酒のアルコールなどの毒物を人体にとって害のないものに変えるのも大事な肝臓の働きです。

特に重篤なものは報告されていないものの、プロペシアを服用することにより、これらの肝臓の働きが正常に機能しない場合があるとMSD(旧万有製薬)から発表されいてます。

胃部不快感

胃部不快感は、臨床試験の際に報告があったので副作用として発表していますが、この症状はプラセボとよばれる有効成分(フィナステリド)が含まれていない薬からでも同程度(約5%)の割合で報告があるため、「錠剤を内服しているため胃が不調になっている。」という人の思い込みの部分が大きいと考えられています。

性欲減退

プロペシアに含まれるフィナステリドと性欲減退との関係ですが、フィナステリドはもともと性欲を司るテストステロンを減少させる薬ではなく、脱毛の原因でる「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を防ぐため、血中の「5αリダクターゼ(還元酵素)」の働きを阻害する働きを持ちます。

つまり理論上ではプロペシア服用が原因で性欲減退は考えられません。

しかし、世間一般的に「男性ホルモンを抑制=性欲減退」と認識する人も多く、プロペシア服用による性欲減退はこういった心理的要因が作用していると考えられます。

実際、性欲減退はプラセボと呼ばれるフィナステリドを含まない錠剤を使用した実験でもこの副作用の発現頻度は、プロペシア服用した場合とほとんど変わらないという結果がでています。

女性化乳房

勃起不全同様に女性化乳房が発症する可能性は、フィナステリド(プロスカー)を5mg/日投与した場合となります。

AGA治療のためのフィナステリド(プロペシア)の場合、女性化乳房を発症する確率は極めて低いので、それほど気にする必要はありませんが、症状が現れた場合は医療機関で相談することをおすすめします。

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